沖縄スケートの驚異【スポーツ】

We are OKINAWAN-KOBE

2007年01月31日 08:58

 今朝の沖縄タイムスによると、冬季国体アイスホッケー少年の部に沖縄チームが初出場、茨城に0ー24で大敗も大きな成果ありとのこと。
 2000年のサミットの時、カナダのナショナルチームが沖縄チームと親善試合を行っている。このとき小学生同士の交流試合もあり、今回のメンバーはその時の経験者が多かったよう。本土の人には意外かもしれないが、沖縄にも琉球大学のアイスホッケー部などチームは存在する。県民にもあまり知られていないかもしれない。
 そして、驚くべきことに沖縄には、南風原に通年型のスケート場がある。空気の冷たさ、氷の冷たさは神戸や大阪のスケート場と全く同じで、沖縄で「本物の冬」を味わいたければここで堪能できる。
 もちろん観光客ではなく沖縄県民が滑っている。「沖縄の人がスケート?!」と思うかもしれないが、みな上手だし積極的である。昨年からのイナバウア−人気もあり、けっこう賑わっている。首里界隈の中学校とおぼしき女子中学生のグループなどはスカート姿で滑っていたりして、沖縄の子供らしいなあと感心したりする。

 自分の出身地の神戸・灘は、かつてスケート文化圏だった。鶴甲にあったスケート場には、夜間リンクに授業を終えた灘の少年たちが集まった。全国レベルの少年アイスホッケーチームもある。自分も子供のころ、アイスホッケーをかじったクチだ。

那覇生まれ那覇育ちのアキ探偵から、
「私も若かりし10代の頃そのスケート場ですべったりしてましたよ♪  滑ってるんだか、転んでるんだかって感じでしたけど…」
という報告。


ここでは、吐く息が白い。沖縄唯一の光景ではないか。
ただ、寒いスケート場で、アツアツの沖縄そばをすする・・・という光景はなかった。